学校の樹プロジェクト☆「芝学園のヒマラヤシーダー」じゅもくい女子会 with Botapii[ボタピー]

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先月3月17日に、学校の大切な樹木を守る為のプロジェクトで、芝学園を訪れました。

芝学園は歴史ある男子校!古くて大きな樹木があります。
大きな樹木はとても素晴らしいのですが、都市化が進む中管理が難しくなってきているのが現状です。
管理される方も倒伏や枝折れの心配があります。

そこで、じゅもくい女子会で診断のボランティアを行いました。
大きな樹木でも健康診断をすれば安心です!
ちゃんとピカスで内部の様子を診断すれば、腐朽が有るかないかがわかります。
芝学園さんでは生徒さんの安全と、緑環境の保全の為に留意されています。

この日はガーデニング雑誌 Botapii[ボタピー] さんの取材もあって賑やかでした。ボタピーの皆様、取材ありがとうございます☆

後日発売される雑誌には樹木医にまつわるインタビューも合わせて掲載されます!お楽しみに!
診断の結果は腐朽も無く健全で安全でした。


ただし、腐朽だけで判断するのではなく、周囲の状況と総合的な判断と今後の管理方法に注意が必要です。

このヒマラヤシーダーは何本か列植されていますが、間隔がやや狭いですね。
その為、枝葉が余裕を持って伸ばすことができていません。
列植のうち1本は下枝がすっかり枯れ上がり生育不良の状態です。
この場合はむしろ、この弱っている樹を間引いて、残りを活かす方が良いでしょう。
葉の量も少ないので、もう少し剪定量を減らすようにすると光合成の為にも良いです。

さらに、土壌が大変固くなっています。根の張りが困難になりますので、腐葉土分を増やしたり、ブレスパイプで通気透水性を高める処置をするのが望ましいです。

このように樹木医は、大きな樹と周辺の緑地の提案も含めれば、人との暮らしの調和を図る橋渡しをする役目が果たせると思います。

生物多様性度の高い緑地の創出で、緑いっぱいの学校になれば環境学習は勿論のこと、健康で学力向上へもきっと繋がりますよ!